こんにちは!七尾なおです。
めちゃめちゃ久々のブログ更新ですね。いつもこんな書き出しだったかな?と悩むくらいに久々です。
さて今回は、「フリーライターっていろんな顔があるよね?自分的にはそのどれも実は自分じゃないぜ、みたいな気持ちになることがあるけど、読み手にとっては……?」という話について。
フリーライターはいくつもの名前を持つ
取材が必要な仕事の場合、電話なりメールなりを使ってアポ取りをするのが普通の流れです。その場合、「◯◯でライターをしている七尾と申しますが……」みたいな自己紹介から入ることが多いと思います。
媒体によっては、外注ライター用に名刺を用意してくれるところもあるので、実際に会ってあいさつするときにはその名刺を出しつつ「◯◯の七尾です」と名乗るわけです。で、人によっては複数のクライアントから名刺をもらっていて、取材先に応じて使い分けています。
つまり昨日は「◯◯の七尾」だったのに、今日は「◆◆の七尾」になったりする。でも実際はフリーだから、◯◯にも◆◆にも所属しているわけじゃないんですよね。
なのに、あそこで話した人はわたしを◯◯の人間だと思ってるし、あっちで話した人は◆◆の人間だと思ってる。
これってなんだか不思議だなぁ、とふと思うことがあります。その時に応じて体の色をかえる、カメレオンみたいだなって。
読み手にとっては「知ったこっちゃない」
わたしのクライアントさんで、すごく知名度の高いところがあるんですが、そこの名前で取材に行くと高確率で、
「いつも読んでますよ」
「見かけると立ち読みするんですけど、おもしろいですよねぇ」
と声をかけてもらいます。そう言われれば、そりゃ「ありがとうございます!」と返事をしますよね。
でも内心ちょっと変な感じ。だってわたしはいくつか記事を書いてはいるものの、そこの中の人ではないんだもん。
でもね、取材を受ける側の人からしたら、そんなこと知ったこっちゃない話なんですよね。当たり前だけど。わたしが社員なのか外注なのか、パッと見ではわからないし、わかったとしてもどうでもいいことなんですよ。
と、いうことを、つい最近良い意味で再認識しました。
「掲載ありがとうございました」って、取材先の方からわたしに連絡がきた。わたしは単なる未熟な外注ライターってだけなんだけど、相手にとってはそうじゃないんだよなぁ、と当たり前のことを再認識。ちゃんとやらないとね。うん!(今までちゃんとやってなかったワケではないけど!)
— 七尾なお🌸ライター (@nao_2205) 2018年5月30日
今回、2人の方から直接連絡をもらったんですよ。「掲載ありがとうございました。またお願いします」って。
わたし、これ言われて面食らってしまいました。「え、わたしに連絡くれるんだ??」って。それはそれはビックリしましたが、嬉しかったですねー、やっぱり。
わたしはまだまだまだまだ未熟なので、(特にここはほんと難しくて大変で……泣き言)いつも「なんとか!仕上げるんだ!」というレベルを目指すに留まっているんですが……。
これからは、「取材に応えてくれる人の気持ちとか、記事を読んでくれる人の気持ちとか、そういうところまで、もう少し視野を広げて考えたい……な……」みたいな心境になりました。
いやべつに、考えてなかったわけではないんですよ。読み手のペルソナ設定は基本なので、無視していたわけではないんですが!
なんというか、実際に会って話を聞いた人から言葉をかけてもらうと、またちょっと違うなぁ、と思ったのです。
おわりに
なんかまとまりきってないですが、とにかく言いたいのは、「運営者だとか外注だとか、読む人にとってはどーでもいいことなんだぜ!」「だからフリーのみんな、責任持ってやろうね!」ということですね。
はい、至極当たり前の話でしたね。わかってはいたつもりだし、自分がフリーの立場だからって適当な対応をしてきたわけではないんですが、改めてちゃんとしよう!と思った話しでした。