こんにちは!七尾なおです。
「あの時、ああしていればよかったのに」
そんなふうに思うことがあります。
わたしなんかはしょっちゅうです。なるべく後悔のないように生きたいものですが、完全になくすのは無理でしょうね。
戻れるならば、〇歳の頃に戻って人生やり直したい!
そんな時に、考えてみてほしいことがあります。
もしも願いが叶うなら・・・
独身時代、わたしは根っからの恋愛体質でした。
基本的には慎重で、大きくレールから外れるようなことはできないタチなのですが、ひとたび恋愛が絡むと感情に任せてとんでもない行動を起こすことがままありました。
ですから、当然のように悔やまれることが多いです。
「あの時、あんなことをしなければ」
きっと違った人生だったでしょう。
そんな考えてもどーしよーもないことをダラダラと考える時、頭に浮かぶのはこんな思い。
「もしも願いが叶うなら、過去に戻ってやり直したい」
今のこの経験と知識を過去に持っていけば、同じ過ちは絶対に繰り返さない。大切な局面で、正しい選択をすることができるはず。
何歳だってやり直せる?
人生は、いつだってやり直すことができる。
そんな言葉を聞いて、人はどう思うのでしょうか。
そうか、ヨシ!と奮い立つこともあれば、そんなわけないだろ!とやさぐれてしまうこともあるでしょう。
わたしはと言えば、どちらも真実だと思っています。その時の気分によってとらえ方が変わる、とも言えますけど。
心掛けしだいで、これからどうとでもやり直せる。けれど、これまでの過去を変えることはできない。今は過去の積み重ねから成り立っているのだから、まっさらなところからやり直したいと思ったら、時間を遡るしか方法はありません。
わたしは30代前半ですが、実に恥と失敗の多い人生を送ってきました。今の現実を捨て去りたい!とは思いませんし、捨てたくないものもありますが、「あそこの悪手さえなければ…」と感じる過去のひとコマはきっとほかの人より多いだろうという自負があります。
あと10年、いいえ5年でもいい。時間を遡ることができたなら、こうしたい、ああしたい、そんなことがいっぱいあるんです。
年齢とともに選択肢は狭まる
年齢を重ねるごとに、自由には生きられなくなってきたと感じます。
結婚してこどもを産んだからというのが大きな理由ですが、それを抜きにしても、誰でも同じように感じることは往々にしてあるのではないでしょうか。
歳をとれば、経験を積み上げ知識を深めることができる代わりに、選択肢は狭まっていく。これは仕方のないことです。
若さ故に勢いで愚かな決断をしてきましたが、あの無鉄砲さがなつかしくも思えます。
もっと仕事について考えておきたかったし、着たい服を着て、ひとりで旅行にも行きたい。どれも今からだってできるけど、ちょっと難しくなってしまった。
とは言え、そもそも10年前には興味がなかったことも多い。だから行動に移さなかったわけで、今にして思えば本当にもったいないことをしましたね。
今のこの記憶を過去に持って行けたら、と誰しもが一度は考えるのではないでしょうか。
いま、未来から戻ってきているとしたら
タイムスリップだなんて、ドラ〇もんの協力でも得られない限りは不可能です。
でもね、もしかしたら何十年か先の未来にはできるようになっているかもしれない。その時代のわたしが、「過去に戻りたい」と願ってタイムスリップしてきたのが今のわたしなのかもしれない。
ただ、未来の記憶は持ってこれなかっただけ。
もう、可能性に満ちあふれた若い頃は過ぎ去ってしまったと嘆く今の自分は、「あの頃に戻れればな…」と未来の自分が願う姿なのかもしれません。
そう考えたら、ダラダラと1日を過ごしていることの、なんともったいないこと!
毎朝ため息をつきながら会社へ向かう今の生活を、
果たして未来から戻ってきてまでわたしはやりたかったのだろうか?
このタイミングで、なにを捨て、なにを選びたかったのだろうか?
つい流されてしまいがちだけれど、自分の人生のことくらいは自分の頭できちんと考えて、この先どうしていくかを決めていかなきゃいけないよね。きっとそれがやりたくて、わたしは過去に戻ってきたのだから。
今が残りの人生で一番若い瞬間なのだから
自分の気持ちに正直に、生きたいように生きたいですね。
いつだって今が、残りの人生のうちで最も若い瞬間なのだと、忘れずにいたいです。