ワーキングマザーがフリーランスになって感じるあれこれ

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こんにちは!七尾なおです。

2016年11月よりフリーのライターとして活動を始めました。
…とは言え、まだフリーランスなのかフリーターなのかニートなのかw みたいなラインをさ迷っていますが、とりあえずはフリーランスということにしておいてください。

フリーランスとはまったく縁のないところから、ポンと新しい世界へ飛び込んで参りました。ついこの間まで、普通の雇われワーキングマザーだったわたしの思うことをつらつらと書いています。

ワーキングマザーがフリーランスになりました

先月まで、普通の会社で普通の事務員をしていました。零細企業でしたが一応は正社員、フルタイムで朝から夕方まで会社で働き、急いで保育園にお迎えに行く。通常保育では間に合わないので延長保育を頼んでいました。

帰ってくると落ち着く間もなくバタバタと夕食とお風呂を済ませ、そのままの勢いを保って就寝。毎日がその繰り返しでした。…ね。どこにでもいる、ふっつーーーのワーキングマザーです。

これが通常サイクルで、ここに保育園の行事や子どもの体調不良をちょくちょくはさみます。

想像できるかと思いますが、零細企業のひとり事務員って、超絶休みが取りにくいんです。なにせ、代わりがいないからね…。結果的に、子ども関係の事柄は夫に任せっきりでした。

とは言っても、毎回というわけにはいきませんから、交代でわたしも休みを取ったりします。この時の居たたまれない感じといったら、なかったですねぇ。

わたし、ドン!としたところがないというか、良くも悪くも図太くないというか、とにかく気が小さいんですね。だからいちいち気に病んでしまって、変に気をつかって疲れて、そういうのもすごくストレスになっていました。

在宅での仕事に憧れを持つようになったのは、このあたりのストレスを感じずに済むだろうと思ったからです。

雇われて会社で働くのより楽だろう、とは思わなかったけれど、小さい子どものいる母親にとって、スケジュールを自分の裁量で決められるという点はとても魅力的なんですよね。

フリーランスになってみて感じるメリット

働く時間を比較的自分で決められるようになったので、調整することによって家族寄りの生活を送れるようになりました。子どもの体調が怪しければすぐに病院に連れていけるようになったし(以前は、可能であれば土曜まで先延ばしに…)、行事にだってバッチリ出られます。

わたしはあまり保護者同士の親睦を深める?懇談会とか、出たくない方なんですけどね、やっぱ多少はあるじゃん、ママ達とのやり取りとかね。まったく顔出さないってのもなんだかな…みたいに思うことがあるんですよね。めんどくさいね。

まあとにかく、生活の軸足を家族に置けるというのはメリットと感じています。そのうえで仕事を調整する、というね。会社員だと、逆になりますから…

フリーランスのデメリット

やはりというかなんというか、不安定さですかね。わたしの場合はまだ安定した継続依頼がありませんし、十分な収入を確保できてないんです。我が家のお財布事情のおいてはそれって死活問題なものですから、どうしても焦ってしまいます。

ここはもう少し頑張りどきなのかな、と。器用にトントン上がっていける人を見るとシュンとしたりもしますが、いつも通り地道にコツコツやるしかないです、こればっかりは。

でも、単純に金銭的な話であればバイトとかけ持ちとか手はいくらでもあるし、なんとかなるんですよ。ある問題に対して自分の力でどうとでもできるか、そうじゃないかっていうのはやっぱり、ストレスの度合いがまったく違いますね。

たとえば会社員の頃は社内の人間関係にかなりやられていましたが、これってわたしの力じゃどうしようもないですよね。耐えるしかない。これが大変でした。

組織で働くメリットがあるのももちろん知っていますが、いろいろあって、ちょっと臆病になってしまいました。どこかに所属するのが怖い、と感じるようになってしまったんです。

そういうのに比べたら、ひとりっていいなと感じます。ちょっと寂しいと思ったりもするけどw

これからめざすところ

家族を大事に、自分を大事にしながら、これまで以上に稼ぐことですね!

ワーキングマザーは会社の中で肩身が狭く、ちぢこまって働いている人が多いです。働く時間が限られているからという理由だけで正当な評価をしてもらえなかったり、嫌がらせを受けたりします。そんな環境から離れて働けることは、わたしにとってとても嬉しいこと。

この働き方がわたしにしっくりくるのか、まだわかってはいないけれど、少なくとも子どもとの時間のことを考えれば理想的だと言えます。安定した給料も守ってくれる会社もなくなったけれど、やれるところまでやってみたい。そう思っています。