こんにちは。七尾なおです。
ついこの間、髪をバッサリ切りました。20cmくらいでしょうか、ロングだったのをすっきりとボブに。最近暑いので、気持ちもサッパリしましたよ。
ところで、「いつもの美容院」が決まっている人ってどれくらいいるのでしょうね?
わたしは数年前から、ココと決めたお店があります。今のところ、浮気はせずに通い続けていますが、それ以前はずーっと「美容院難民」だったんです。
美容院難民時代
わたしの美容院ヒストリーは、まずは「近所にあるおばちゃんが切り盛りするパーマ屋さん」から始まります。
それから「ちょっとオシャレなチェーン店の美容院」や「友だちに誘われて一緒に通った美容院」「クーポンの使えるとにかくリーズナブルな美容院」などなど、実にたくさんの美容院を渡り歩いてきました。
それぞれ、しばらくの間通ったりとか、完全に単発の利用で終わったりとかいろいろでしたが、「いつもの美容院」と呼べるまでには至りませんでした。
決め手に欠ける
チェーン店の店長は、なかなか良い感じにカットしてくれたのでお気に入りでしたが、店舗異動でいなくなってしまいました。次についた担当者さんとはどうも合わず、そのお店はそれっきり。
友だちと一緒に切ってもらった美容師さんは、とにかくアネゴ系で、合うとか合わないとかをハッキリ言ってくれる人でした。その後独立されたので、腕は確かだったと思います。
友だちはずーっとその人の所に通っていますが、わたしは彼女の豪快さ(?)にどうしてもなじめませんでした。せめて、顔についた毛は払ってほしかったんだよね…
安さにつられて入った店は、どこも安いなりでした。また来たいと思わせる要素はなかったですね。
鬼のような混雑でいちいち待たされたとか、美容師がやたらに上から目線だったとか、お店に清潔感がないとか、変な髪型にされたとか。安さを決め手にするのって本当に良くないよ。うん。
「いつもの美容院」の前身との出会い
ある日、またクーポンで見つけた美容院でカットしてもらいました。特に安かったわけではなく、家から近かったのとサービス内容に惹かれたのが理由でした。『ヘッドスパ』というのをやりたかったんです。
そこで担当してくれたのが、当時雇われ店長であった今の担当O氏。
これがわたしにとっては運命的な出会いとなったのです。(大げさ!)
お客に優しい
大体、初めて来店するとカルテみたいなの書かされるんですけど、その項目でおや?と思ったんですね。
『料金はあらかじめ細かく説明してもらいたい・説明は不要』
『美容師との会話を希望する・しない・適度に』
というような文言が書かれていて、選んで丸をつけるようになっていました。
初来店のカルテでそんな項目を見たのは初めてでした。
大体、髪に関することしか聞かれないですよね。備考欄に「あんまり話しかけないで」と書くわけもないしw
確かに、美容院の料金てちょっとわかりにくいと思いませんか?
ロングは割増料金とか、パーマも種類によって値段が違ったり、トリートメントします?って軽く聞くけどいくらだよ!?とか。
わたし、チキン&見栄っ張りだから聞きづらいんですよ。
いちいち「それっていくらですか?」という合いの手を入れるのが、なんかちょっと恥ずかしいな、みたいな。
あと、美容師さんとの会話が本当に苦手だったんです。
話しかけられないように、わざとおもしろくもない雑誌読んでるフリとかしてました。でもそれもなんか感じ悪いかな…とか、要らぬ気づかい見せてみたりw
そんなコミュ障で美容師さんとのコミュニケーションが苦痛だったわたしにとって、とても好印象のお店だったんです。
店長がイイひと
今まで見てきた美容師さんて、みんなやたらと美意識が高くて(当たり前だけど)、それをグイグイ押しつけてくる感じの人が多かったんですよね。
他には、やけにフランクに接してくる人(友だちか!)や、反対に気を使いすぎて笑顔がウソくさい人(くつろげません)なんかもいました。
その点、O氏はなんかゆるい。とにかくゆるい。
まぁ、「本当は巻いた方がいいよ」的なことをやんわり言ってくることはあるんですが、わたしはどうせやらないことをO氏は知っているんです。なので毎回、なかばあきらめ気味にアドバイスされていますw
会話のテンポもちょうどいいし、心地よく過ごせるんですよね。
ちなみに、今はO氏のお店に通っていますが、以前から変わらず「料金の説明」と「過度のおしゃべり」は配慮してもらっています。
お店が変わるとサービス内容も変わってしまうのは、ある意味仕方がないかもしれません。ですが、お客にとってメリットのあるサービスは変わらないでほしいというのが本音ですので、やっぱりうれしいですね。
もちろん腕もばっちり
独立して自分のお店を持つくらいですので、もちろん技術も申し分ありません。
わたしは美意識が低めなので、細かいことはわかりませんが、今までコレ失敗じゃない…?ってことは一度もなかったし、お客さんもスタッフも行くたびに増えているようです。
最近では、なんとなーくのスタイルだけ決めて行って、あとはおまかせでやってもらうことが多いです。
以前は、美容院に行くととにかく疲れるので、できれば行きたくない場所でした。でも、何ヶ月も放置できないから、仕方なく行く…みたいな感じ。それがいつの間にか、わたしの中で美容院は「行きたい場所」になりました。
くつろげる美容院を探そう
ということで、わたしが「いつもの美容院」を決めるにあたって、決め手になったのは「美容師さんの人柄」でした。もちろん、いくら人が良くてもヘタだったら話は別ですけど…。
こればかりは実際に行って、切ってもらわないとわからないですけどね。
美容院を単に「髪を切る場所」とだけ考えるのではなく、リラクゼーションサロンみたいなものとして捉えてみると、自分に合ったところが見つかるかもしれませんよー。
それではっ。