【読んだ】稼げるwebライターになりたいなら読むべき本

ライターTIPS

こんにちは!七尾なおです。

いつもお世話になっている吉見夏実さんの初書籍「頑張ってるのに稼げない現役webライターが稼げるようになるための強化書」、やっと読み終わりました!

すでにたくさんの人が書評を書かれており、いかんせん出遅れた感は半端ないですが気にせずに感想を書きたいと思います。

 

頑張ってるのに稼げない現役webライターってわたしのことかな?

webライターが「ちゃんと稼ぐために知っておくべきこと」を、この本に詰め込みました。

 

冒頭にこう書かれている通り、この本は「これからwebライターになりたいな!」という人よりは、「すでにwebライターとして活動しているけれど、思ったように稼げないな……」とくすぶっている人向けに書かれた”強化書”です。

 

正直、このタイトルを読んだとき「わ、わたしのことかな?」と思いました。

 

そもそも「稼げている」という感覚は人によって違いますが、ライターとしての一歩を踏み出したとき、わたしとしてはもう少しイケるのではないか?と甘く考えていたんです。

 

クラウドソーシングに本腰を入れるタイミングで、著者である吉見さんのオンラインサロンに入会してアドバイスを受けたこともあり、スタートラインからある程度の水準まではすぐに到達。

 

しかしその後、鳴かず飛ばずの現状維持がずううっと続いています。

 

  • やり方がまずいのか?
  • 頑張りが足りないのか?
  • アピールするのがヘタなのか?
  • そもそもこの仕事、向いてないのか?

 

いろんな考えが頭の中をめぐりました。

 

そんなときにこれ。吉見さんはわたしのために書いてくれたのかな?と思っちゃうくらいでしたよね。というか、正直今でもそう思ってる。

 

そんなくすぶりまくってるわたしが、この本のオススメポイントをご紹介します!

 

「稼げていない原因」をズバリ

一章でズバリ解説されているのが、「あなたが稼げていない原因5つ」です。

 

これまでに何度も自分のやり方を分析し、見直してきたけどぼんやりとしか見えていなかった「自分が充分に稼げていない原因」。それを真っ先に教えてくれます。

 

細かな内容についてはここでは触れませんが、一発目から「これ、わたしちゃんとできてなかったかもな」と思わされる内容が。

 

わたしもライターとして活動し始めて約1年。さまざまなノウハウなどを漁ってきましたから、頭ではわかっているつもりだし、実践してきたつもりではあります。

 

でも、でもです!

改めて言われてみると……どうだろう?と言葉に詰まってしまうようなことがたくさん書かれています。

 

人によって5つすべてが当てはまるかもしれないし、そのうちいくつかに身に覚えがあるかもしれない。

 

まずは問題点を洗い出し、そこを確実に潰していくことが必要だと思い知らされます。

 

冒頭でそのきっかけをつかませてくれるのは、さすがです。

 

一つひとつが超実践的

二章から六章まではすべて「稼げる人がやっている◯◯な習慣」で構成されています。

 

まず「稼げる人はこうやってるよ!」というところから入って、

つぎに「稼げない人はここが足りない・勘違いしている」といった気づきを与えてくれ、

締めに「具体的な例をあげてみるから、こんな感じでやってみよう!」とアドバイス。

 

具体例は吉見さんや他のライターさんの実体験にもとづいて書かれていたり、身近な話題に当てはめて書かれているので、悩むことなくスッと入ってきます。

 

実践的な内容が盛り込まれているので、すぐに応用できるというのが素敵。

 

あと、要所要所にイラストや図が使われているので、パッと見てわかりやすいです。

 

スマホのフル活用術

他の方の書評でもこの点に言及されていることが多かったですが、やっぱりわたしもここですね。

 

吉見さんは「記事の8割はスマホで作れる」と書かれています。

 

8割って、8割ってほとんどですよ?

 

わたしもスマホを使って作業することはありますが、そこまで活用できているかと言われれば完璧にNO。せいぜい2~3割じゃないかな……と。

 

とはいえ、スキマ時間をかなり捨てていることは薄々感づいていました。無駄にTwitter見たりね。

でも「まっ、しょうがないよね♪」とかいう甘えた気持ちがあったんです。

 

そこで、試しに本気でスマホを使ってスキマ時間作業してみました!

 

調べ物をして、そのページをEvernoteにぶっこんでおき、構成・見出し・内容をざっと書く、ちょこちょこ肉付けしていく……。

 

わたしの持っている案件の中でも、難産寄りの案件で試してみたのですが、これが案外スマホ作業がはかどる!

 

やろうと思えば意外とやれるもの……というか、ちょこちょこ作業した方が効率がいいのかもしれないですね。どかっとまとめてやるよりも。

 

パソコンの前に座って、「よっしゃ、やるぞ!」と意気込むのは、じつは結構大変。

 

そりゃそうですよね、0からスタートするのと、30でも40でも出来上がってる状態から再開するのでは、精神的な負荷が段違いです。

 

これは意識的にやっていかないと損だな!と感じました。ひしひしと。

 

このためには、パソコンとスマホをどれだけ同じような環境で使えるようにしておくかが大事

 

わたしも普段クラウドサービスを活用していますが、テキストファイルのままフォルダに突っ込んでたりするので、それだといまいち。もっと効率化してみます。

 

おわりに

とにかく一つひとつの項目が具体的で実践的。

自分に当てはまるものを見つけたらそこを読み込んで、書かれているアドバイスをすぐに実践できる、まさに”強化書”だと感じました。

 

なんといっても、よくある精神論でないのがすごい。

 

わたしはふわっとした精神論でもなんとなく「ふむふむ、そっか~♪」とわかってしまった気になっちゃうタイプですが、そんなボケボケなわたしの目もぱっちり覚めるような内容てんこもりです。

 

とりあえず一度読んでこの書評(感想)を書いていますが、いつも見えるところに置いて、迷ったときは繰り返し読みたいと思える本です。

 

あと個人的にはタイトルがいい。頭に「頑張ってるのに」とついてるのが好き。

 

稼げていないのは、わたしの頑張りが足りていないからじゃないかとネガティブになってしまう方なので(それもあるとは思うけど)、吉見さんが「そうじゃないよ!ちゃんとしたやり方を実践すれば大丈夫!」と勇気づけてくれてる感覚になれました。

 

吉見さんに優しく勇気づけてもらいたいくすぶりライターにはとってもオススメ。

わたしも気持ち新たに、これからも頑張ります!