ライターは、情報を正しく、きちんと広めるのが仕事だなって

ライターの考え方

こんにちは!七尾なおです。

ライターとして、主にwebで何かしらを書いてます。

 

そんなわたし、この間取材でちょっとした気づきを得たので、備忘録としてブログ書きました。

ブログはあんまり推敲しない乱文スタイルなのでグダグダしてますが、ご了承を……

 

新しいお仕事がスタート

最近ですが、とある紙媒体で書かせてもらうことになったんです。

紙ははじめて、ジャンルもはじめて。

ということであまりのポンコツっぷりに、いつ見切られるかわからない状況です(;・∀・)

 

 

とまぁそんな調子で、この間取材に連れていってもらいました。

お察しの通り、わたしはほぼほぼお荷物と化していたわけなんですが(それでもがんばったんだよ…!)

そこでいろんな気づきを得たんですよ。

 

それはある講演を聞いて、それを原稿にする仕事でした。

紙は文字数がきっちり決まってるから、情報の取捨選択が大変…という話は知っていたものの、実際にやるとなると本当に難しい作業でしたね。

 

webと紙との違いから気づいたこと

ふだんwebで書いている人ならわかると思うけれど、最近のwebでは長文が好まれる傾向にあります。

Googleが網羅性を備えた文をSEO的に高く評価するそうで、アレもこれも詰め込むのがお決まり。

 

常にそんな調子なので、

「言いたいことをいかに厳選し、削るか」
「もっともインパクトの強い部分はどこか」

徹底的に突き詰めて考える過程は、本当に難しかった。

そして同時に、すごくやりがいがあるなって感じたんです。

 

紙が良くてwebはダメだとか、そういう話をしたいわけじゃありません。

それぞれ歴史も違うし、やり方も違うし、読んでいる人も違う。(もちろん、かぶってる部分だってあるだろうけど)

どこでどんなことについて書くかによって、ライターはやり方を変える必要があります。

そんななかでただ「たくさんの情報のなかから一番おいしいエッセンスを取り出して、発信する」そういう仕事もいいな、と思ったんです。

 

ちなみに、もちろん戸惑いもあります。

文字数をおさえるためにかなり削るので、web的には「これは入れなきゃダメなんじゃないの!?」って部分までカットしたり。

もっともっと書きたいことがあっても、あえて削るってしんどいよ……

 

誰かが「ありがとう」と言ってくれるものを書きたい

「取材にきてもらってありがとうございます」

というお礼のメールが送られてきたと、クライアントさんがわざわざ教えてくれました。

これすごく感動したんです、わたし。(倒置法)

 

webで何かを書いてると、パクリだとか内容が薄いだとか、ネガティブな話をいっぱい聞きます。

もちろん自分が書くときにはルールを守り、誰かを不快にさせないように配慮するし、且つ読んでくれる人が少しでも「役に立った」とか「楽になった」とか思ってくれるように心がけているけれど。

それでもネガティブな話題を見るにつけ、心がざわついたりします。

(わたしは大丈夫かな)

って、いつも自問自答を繰り返してます。

 

ライターってたぶん、情報をしかるべきところからしかるべきところへ、文字を通して届けるのが基本なんだよなって、なんかあたりまえのことを改めて考えました。

webであっても紙であっても、そこは忘れずにいたいです。

 

ライターは作家とは違うから、ライターが書く文章って基本的には消費されていくもの。

そこに唯一無二の価値やオリジナリティは必要とされないけれど、だからこそ誠実に、まちがいのない、シンプルな情報をきちんと届けていきたいな。