東北ニューススクール@八幡町に参加したレポ

ライター関連
2020年2月8日、東北のニュースサイト・TOHOKU360が主催する「東北ニューススクール@八幡町」が柏木市民センター(仙台市青葉区)で行われました。誰でもニュースが書けるようになるという、この頼もしいスクール。わたしも取材と執筆の基礎を学びに行ってまいりました!
どんな雰囲気で、どんなことをやってるの?というあたりを、参加者の目線でレポートします。

東北ニューススクールとは?

記事を書いた経験のない通信員は、TOHOKU360が主催する「東北ニューススクール」という、取材や執筆のルールや基礎を学ぶ講座を卒業しています。
TOHOKU360公式サイト|TOHOKU360とは? より引用
……ということで、東北ニューススクールとは、誰でもニュースを書けるようになるための講座です。TOHOKU360で記事を書く通信員は、基本的に全員がこのニューススクールを受講し、卒業しています。

東北ニューススクールで学ぶ内容

講座前半の座学では、
  • ニュースを書く、発信する意義
  • ネタの見つけ方
  • 取材・執筆のやり方、コツ
といった基礎を学びます。
実際にはもっと細かく、具体例などを交えつつ丁寧な説明がありました。また、適宜質問タイムを設けていて、参加者からも積極的に質問が飛んでいました。
一つひとつは知っていることでしたが、体系立てて教わることで自分の中で改めて答え合わせができましたし、より実践に即したコツを知れたのもよかったです!

東北ニューススクール@八幡町(第1回)の内容

四ツ谷用水サイト「Yotsuya Canal」とコラボ

今回のニューススクールは、四ツ谷用水の魅力を伝えるバーチャル街歩きサイト「Yotsuya Canal」とのコラボ企画です。
四ツ谷用水とは伊達政宗の命で作られた用水路で、本流が八幡町にあるので「@八幡町」としてニューススクールが開催されました。
参加者は約20名ほど、男女比は半々くらい(たぶん)。年齢は大学生から年配の方までと幅広かったですが、これは八幡町や四ツ谷用水にゆかりのある人が集まったことも関係していたようです。

まちネタ探しのワークショップ形式

講座の後半は、まち歩きをしながらネタ探し!というワークショップを行いました。
みんなで八幡町周辺をぶらぶら自由に歩き、何かしらのネタを探してくる、というもの。わたしはあまりこうした経験がなかったので、すごく新鮮で楽しかったです!
実をいうとネタ探しや企画出しには苦手意識があったのですが、「探すぞ!」と意気込んで歩いてみるといろいろ見つかるものですね。苦手意識がちょっと克服できそうな気がします(笑)。
最後は、他の参加者が見つけてきたネタも見せていただきました。みんながそれぞれの感性でまちの景色を切り取り、シャッターを切るわけです。
自分には見つけられなかったもの、見てもスルーしてしまったものがたくさんあり、「本当に、ネタはごろごろ転がっているのだな」と再認識させてもらったような感じ。
もちろん、見つけたネタのすべてが記事化できるとは限らないし、できたとしてもウケるかどうかは別問題。でもアイデアはいくつあってもいいわけですし、むしろいっぱい出した方が命中率は上がるし。
……という当たり前のことを、改めて考えさせられる時間にもなりました。

ニューススクールに参加して感じたこと

ニューススクールのゴールは「誰でもニュースが書けるようになる」こと。つまりこの講座で習得できるのは取材執筆の基礎であり、そして何より大切なことなのだと感じました。
わたし自身は一応、記事を書いた経験があります。なので「初めて知った!」という話はあまりなかったですが、自分の中になんとなくあった知識や情報の断片がしっかり整理され、ちゃんとおさらいできたのが嬉しかったです。
というのも、わたしは未経験からいきなりフリーライターになっちゃったので、組織や近しい先輩などからきちんと教わった経験がないんですよね。なので常に「これって普通?」「大丈夫、合ってる?」という不安さが拭いきれない、みたいなところがありました。
知識を得る意味でも、精神的な意味でも、すごくためになる一日だったなと思います。
第2回までに記事を一本仕上げて提出しなければならないので、教わった内容を反芻しつつ、頑張って取材してきます!