こんにちは!七尾なおです。
もう間もなく2016年も終了です。相変わらず夏休みの宿題は最後の方でまとめてやる性格が治らず、締切に間に合わすためにラストスパートをかけていました。努力の甲斐あって、なんとかひと段落つきましたよ。
ということで、ちょっとだけ今年の振り返りをしてみます。今年はいろいろあったから、自分なりの学び的なものを載せてみます。
直感に従っておいて損はない
これ、気づき自体はずいぶん昔からあったと思うんです。でも、わたしって良く言えば慎重派。有り体に言えばビビリ。
というわけで、思い立ったが吉日!と動くのが苦手なんですね。
「感情にまかせて動いて、後悔することにならない?」
「失敗したら、まわりからバカだって思われない?」
……とまぁ、いつだってこんな感じ。
本当はやらない後悔の方がズシンとくることも知ってるのに、動けないんだなぁ。変化が怖い、臆病者なんですね。
けど2016年、やっぱり直感には従った方がいいってことが明らかになりました。
仕事でも、プライベートでもそうですけど「うーん?」と思ったものが後から「やっぱり素敵!」と変わることってほとんどありませんね。
何かで読んだけれど、直感というものは「それまでの過去の積み重ねで作られる」ものなんだそうです。
「前にも同じようなことがあったから、これは自分に合っていそうだぞ」とか「以前に失敗した流れと同じ感じ。良くないかも!」とか、そういうのを本能レベルで教えてくれているのが直感なんだって。
そう考えると直感って、人生というデータベースにたくさん蓄積された貴重なデータから導き出されたインスピレーションってことになって、それ無視したらヤバイやつじゃん!ってことがわかりますよね。
あ、ちなみに乙女ゲームは別ですよ!
初見で「イマイチかな……」と思っても、プレイしてみるとどんでん返しとかあるから!普通に!←聞いてない。
置かれた場所で咲こう!と思わなくていい
わたし、自慢じゃないけど結構ガマン強い方なんです。嫌なことがあってもニッコリ対応できるし、「やーめた!」って投げ出すことができません。
それが長所の一つだと信じてきたんですが、なんだか違う気がしてきました。というか、「これがわたしのイイトコロだから!」って自分に言い聞かせていただけのような気がする。
とどのつまり、行動を起こす勇気がないことへの言い訳。ただそれだけだったのかも。
「やーめた!」と言うことは、時にとても怖くて勇気がいります。
でもちょっとだけ頑張ったその先には、もっといいことがあるかもしれない。それなら早いとこ勇気出しちゃった方がいいんです。絶対に。
我慢強さや責任感の強さは、確かに長所の一つだし美点だけど、「それこそが自分の価値だ!」って思い込みは捨てた方がいい。
それが自分最大の長所って、なんだかつまらないと思いませんか?そこはもちろん良いところ。でも、それだけじゃない。
そう信じてあげたっていいじゃないですか、自分のことだもん。
他人は変えられないが、自分ならなんとかなる
誰だって、本当はわかっているはずなのに。それでも自分以外の誰かに期待することをやめられません。
わたしもそう。DVを受けていた頃、暴力を振るう恋人を更生させようとして必死になった時期がありました。
結局それにはなんの意味もなくて、わたし一人がボロ雑巾のようになっただけ。自分の力で他人を変えようだなんて、思い上がりも甚だしいのだなと悟りました。
弱くてずるい人間ほど、自分にできないことを他人に責任転嫁して「わたしはなんにも悪くない!」と行動することから逃げてしまいます。わたしもその一人です。
弱さは恥じることじゃない。でも、弱いからって思考停止して、まわりを攻撃することしかできなくなっているとしたら、それはちょっと違うかもしれないね。
四面楚歌みたいな状況でも、どこかに気づいていない抜け道があるはず。他人が見つけるのを待つんじゃなく、自分で探しに行ける人でありたいです。
願い事は願わなければ叶わない
「願い事は願えば叶う」なんてよく聞きますね。わたしはひねくれ者なのでそういう話を聞くと、
「へえ!じゃあ願ってみよう」と思う自分と、
「そんなバカなことあるかいな」と思う自分が混在します。
否定はしないけれど、みんなに当てはまるわけじゃないだろうしね~なんて、ちょっと冷めてる。そこは認めます。
でもやっぱり、願い事は願わなければ叶わないんです。
願うことで、自分の希望がぼんやりとしたカタチになる。
それを口にすることで、はっきりと輪郭を持つ。
その願いを誰かが聞いて、声をかけてくれたり、他の人につないでくれたりする。
よく男女のケンカについて「言いたいことは言わなきゃ、思っていないのと同じ」とか言いますよね。願い事にも、同じことが言えます。
願わなければ、それは何も考えていないのと同じです。
良いことは連鎖する
一ついいことがあると、体調が良くなったり、精神的に落ち着いたり、人に優しくできたりしますよね。
そうすると、もっといいことが訪れます。相乗効果ってやつですね。
まぁね。必ずとは言えませんよ?でも少なくとも、どよーんとした人に楽しい話題は降ってきにくいし、にこやかな人にはみんなが良い話を持ってきてくれるものじゃない?
いいことの連鎖が、たとえ偶然だっていいんですよ。
それで「やったー!うれしい!」と思えたらしめたもの。小さな成功体験が、次の「うれしい」を運んできてくれるかもしれないのだから。
実は自分が一番バカだった
- 昔からいい子ちゃんの優等生
- 失敗が怖くて、小さくまとまっちゃった
- だから大きな失敗をしてこなかった
- 自信がなくて、いつもウジウジ
- 思い切りがなくて、行動できない
わたしってこういう人。はっきり言って成功者にはなれないタイプです。
「フリーライターなんて始めたけど、フリーっていう働き方、合ってないんじゃない?」
そんなことばかり考えていました。でも、ふと考え直したんですよ。
わたしそんなに賢くなかったわ、と。
普段はわりと真面目にまとまったタイプなのですが、ひとたび恋愛沙汰になるともうほんと愚かのひと言。
恋にかまけて大学受験に失敗し、狙った男は絶対に落とす!と玉砕することなんて考えもせずぶち当たり、彼氏の背負った借金をともに返そうと計画まで立てました。
……他にもとにかく、散々なエピソードしかありません。
大きな失敗をしていないなんてとんでもない。むしろ失敗しかしてない気がする。
ここにきて、わたしバカだったんだ……という気づき。なんかいつの間にか、自分が小利口タイプだと思い込んでいたんですけど、全然そんなことなかったんですよ。
自分の限界を決めているのは、意外と自分自身かもしれません。自分のことは自分が一番よくわかっているようで、じつは一番よく見えていないかも。
……という視点を持つだけでも、考え方が変わると思います。
2017年はもっと自分らしく!
逃げ恥のドラマ最終回で、みくりが言ってましたね。「自尊感情が低いのは私だ。私は、自分が嫌いだ」って。あれ、すごくわかります。
でもそんなみくりに、ナイスガイ平匡さんが言ってました。「そんなの、ぼくにとっては今さらですよ」って。
もしかしたら、わたしの持ってるイヤーな部分。誰にも見られたくない、隠していたいと思っていた部分も、まわりの人からしてみれば「今さらw」なのかもしれないです。
それなら、もっと好き勝手にやっちゃえばいいんじゃない?って、開き直れた気がします。もちろん、明日から劇的に変わることはできないけれど、考え方が変わるだけでも大きな一歩です。
ということで、2017年はもっと自分らしく、もっと好き勝手に、やりたいようにやる!が、わたしの目標です。
さて、あなたの目標はなんですか?